牧師であった祖父イワン・マレンコフスキー(Ivan Malenkovskii)は礼拝の説教でよくこんなことを語っていたという。
「私は饅頭が大好きだ。日本の文化を代表するこの伝統的な菓子は、素朴だが完成されており、そこには付け加えるべき物も取り去るべき物もない。似た風味を持った菓子は他国にもないことはないが、日本の饅頭ほどの深みを備えたものはどこにも見あたらない。私たちの住むこの地球という星はまさに宇宙に浮かんだ饅頭である。しかし、我々の饅頭はまだ完成されていない。それどころかこのままでは地球は腐った饅頭になってしまう。宇宙には想像を絶するほどの数の星が存在しているが、この地球の代わりになる星はどこにもない。この未完成の饅頭を憎しみや欲望で腐らせてはならない。我々はこの星を大宇宙の中で最も輝ける饅頭としなければならない。気が遠くなるほどの太古の昔から、神は愛の皮で包まれたこの饅頭が完成するのを心待ちにしている。神は涎を垂らしながらそれを待っておられるのだ。もうこれ以上神にお預けを食わせ続けるのは止めにしようではないか」
残念ながら、祖父は私が生まれる30年も前に他界してしまった。私はこの話を幾度となく祖母に聞かされて育った。祖母の希望とは裏腹に父も私たち孫の世代もキリスト教に身を委ねることはなかったが、この腐った饅頭の話は印象深く心に刻み込まれている。
『チーム・くさったまんじゅう』は差し当たってはこのホームページを運営することのみを目的として存在しているグループである。我々がこのチームを結成するにあたっては当然ながらもっとポジティブな名称を用いる選択肢があった。だが、様々な検討を加えた結果、我々はこの名称を採用するに至った。名称自体はネガティブに受け取れるが、その背後にある理念は極めて前向きなものである。
『チーム・くさったまんじゅう』はこの地球を腐った饅頭としないために活動する。いつか、地球が腐った饅頭へ至る危機から脱したとき、『チーム・くさったまんじゅう』はその名称を変える。『チーム・くさったまんじゅう』は『チーム・くさったまんじゅう』でなくなるために活動する。
(注意:上記に一部フィクションを含みます)
■メンバー
鬼山 拳 (Kobushi Oniyama)
1966年生まれ。『チーム・くさったまんじゅう』代表。当ホームページの全ての文章と画を担当。仙台市出身。現在東京都の西の方に在住。妻有。変な会社勤務。一級建築士。そろそろいろいろ考え中。愛車はヤマハ・ルネッサ。
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ジャンク阿津又 (Junk Atsumata)
1963年生まれ。『チーム・くさったまんじゅう』副代表。当ホームページのソース作成担当。東京都出身。鬼山と同じ東京都の西の方に在住。独身。情報処理屋。愛車はスバル・プレオ。
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鬼山 踵 (Kakato Oniyama)
1967年生まれ。『チーム・くさったまんじゅう』相談役。イラスト・文章のチェックおよびアドバイス担当。東京都出身。拳の妻。無職。合気道一級。愛車は国際興業バス(乗り合い)。今は京王バスばかりになったけど、いつかはまた戻りたい。ハムスター命。
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